暖房機のランニングコスト比較

エアコン・電気ファンヒーター・石油ファンヒーター 比較

 

いよいよ気温が下がり 暖房をする季節になりました。

暖房には 灯油を使った石油ファンヒーターやストーブ、電気を使ったエアコンや電気ストーブ電気ファンヒーターがあります。

それぞれメリットデメリットがありますのでその比較をしてみます。

 

ランニングコストの比較をしています。

※条件 8畳の部屋で1日8時間使うとして電気代は1時間あたり31円

灯油は1リットルあたり120円で計算しています。

 

1日あたり暖房費 1カ月あたり暖房費
石油ファンヒーター 305円 9,136円
電気ファンヒーター 298円 8,928円
エアコン 157円 4,724円

 

エアコンのほうが電気代が高くつくイメージがあったかもしれませんが約1/2のランニングコストで経済的ですね。

ではそれぞれのメリットデメリットについてみていきましょう

〇石油ファンヒーター

メリット 灯油を燃焼させるので 即断性に優れている。温度設定ができる。部屋全体を温めるのに適している。 持ち運びができる。

デメリット 吹き出し口が高温になりやけどの危険性がある。つけた時消した時のにおいがする。定期的な換気が必要。 タンクに灯油をいれなくてはいけない。

〇電気ファンヒーター

メリット 安全性が高く、やけどや火災の心配が少ない暖房器具です。価格は1万円程度など手頃なものもあり、多機能のものになると加湿機能や脱臭機能などの便利な機能が使えることもあります。

デメリット 電気代が他の暖房器具と比べて高くなりやすい点が挙げられます。また、電気ファンヒーターは暖房能力が弱めで、部屋全体を暖めるためのメインの暖房器具には不向きです。その一方で、コンパクトなものが多く電源さえあれば使えるため、脱衣所やトイレなどの一時的な暖房にはおすすめと言えます。

〇エアコン

メリット エアコンは天井近くの壁に固定するため、室内のスペースを節約できます。子供の手が届かない場所への設置になるため、子育て中の家庭は他の暖房器具より安心して使えます。そして、火災ややけどの心配が少なく安全性が高い点、1台で冷暖房の両方に活用できる点もメリットです。ランニングコストも低めで、部屋全体を暖めるメインの暖房器具として、優秀な選択肢と言えます。

デメリット 温風によって室内の空気が乾燥しやすい点や、本体価格が高く設置に工事費が掛かるなど導入費用がかさむ点はデメリットです。また、必要な場所に持ち運んで利用したい場面には向かないので、エアコンの温風が行き届かない場所では、別の暖房器具を利用することになります。

以上、石油ファンヒーター 電気ファンヒーター エアコンのメリットデメリットについてお伝えしました。参考にして頂けると嬉しいです。

 

倉敷市児島のすがの電器  代表取締役社長  菅野 雅次 

 

 

 

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