先日、お客様から暖房をつけっぱなしにしているエアコンが急に動かなくなって
暖かい風が出なくなったと連絡をいただきました。
故障のように思えるこの症状、実は「霜取り運転」という機能なのです!
「霜取り運転」とは、室外機の熱交換器についた霜を溶かしている動作のことです。
エアコンが暖房運転をしているとき、外にある室外機は、屋外に冷たい空気を吹き出します。この時室外機の中にある、熱交換器が冷たくなるため、空気中にある水蒸気が結露して凍り、霜がつきます。そのため、一時的に室外機の熱交換器を温めるため、「霜取り運転」が開始されるのです。その間は室外機に熱を送るためエアコンから温風が出なくなるのです!
霜取り運転は極端に冷え込む日や、大雪の日に起こることが多いです。
10分から15分続きますが、対策としては
- 設定温度を低めにする
- 外気温との差を減らし、早く温められるようにする
- フィルターの掃除をこまめにする
- 室外機のまわりにスペースを作る
などがあります。霜取りを早くしたいからといって、室外機にお湯をかけるのは、霜がとれるので効果はあります。しかし。本体の中に水が侵入したり、不純物が含まれた水でフィンを痛めてしまい、故障の原因になります。霜が自然にとれるのを待つのが一番です!
倉敷市児島のすがの電器
第二種電気工事士 営業担当 栗坂修平
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