ブレーカーが落ちる原因について
キッチンでご飯を炊きながらトースターを使ったりポットでお湯を沸かしたりするとブレーカーが落ちて電気が使えなくなるという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
一度に家電製品を使うとブレーカーが落ちるのはなぜなのかについて説明させて頂きます。
分電盤にたくさんついている小さいブレーカーのことを安全ブレーカーといいます。
安全ブレーカーとは使用中の家電製品の故障やコードの痛みが原因でショートした場合や 複数の家電製品を一度に使ったりして配線に過剰な電気が流れないように一定以上の電気が流れた場合にブレーカーが落ちる仕組みになっています。
通常安全ブレーカーのハンドルには20と書かれています
これは定格電流20Aと言って 20Aを超えると自動的に遮断するブレーカーです。
電流A×電圧V=電力W なので20A×100V=2000W 消費電力
2000Wを越えるとブレーカーは落ちます。
家電製品のカタログや取扱説明書にはその機器の定格消費電力が明記されています。
例えば 炊飯器は5合炊きが1200W 一升炊きは1400w ポット700w 電子レンジ1400w トースター 1000w ホットプレート1200W です。
ということは 炊飯器とトースターをつかうと1400W+700W=2400Wなり2000Wを超えるのでブレーカーは落ちます。
ブレーカーを落ちないようにするには消費電力が大きい家電を同時に使わないようにするしかありません。
部屋のコンセントは1つのブレーカーにつながっています。
エアコンや電子レンジなど消費電力が大きい機器を使うコンセントは専用回路と言って1ブレーカーから1か所のコンセントに繋がっています。
どうしても同時に家電製品を使いたい場合は ブレーカーを増やす工事が必要になります。
ちなみに安全ブレーカーの寿命は8~13年と言われています。古いブレーカーは電気を使いすぎても落ちなかったり あまり使っていないのに落ちたりするようになります。
年数の経った分電盤は交換をお勧めします。
専用回路の増設や分電盤の交換は専門の業者に相談してみてください。
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倉敷市児島のすがの電器 代表取締役社長 菅野 雅次
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