先日、お客様から電子レンジで気付かずにアルミホイルをチンしてしまい
火花が出たというお話を聞きました。
5㎝角の大きさのアルミホイルだったそうですが頑丈な陶器のお皿を割るほどの威力だったということで、
改めて危険で、気を付けなければいけないなと感じました。
どうしてアルミホイルを電子レンジで温めると火が出るのかを説明します。
まず電子レンジにはマイクロ波を出すマグネトロンという部品が入っています。
マイクロ波は食品に含まれている水の分子を振動させて、その摩擦熱で食品をあたためています。
電波は食品や水を吸収し、陶器や耐熱ガラスには透過します。また金属にあたると反射する性質があります。
そのため基本的には電子レンジには金属を入れない方がよいです。
アルミホイルとはアルミニウムを薄く伸ばしたもので、他の金属に比べて熱が伝わりやすく電波を反射する性質が持っています。
アルミホイルの表面にも自由に動き回る電子がついていて電子レンジを使用すると、
電波の振動で空中に飛び出して他の物体に飛び移る時に放電します。
電気は突起したところに集まりやすいので
アルミホイルにあるシワに電気が集まりパチパチと火花が出るのです。
アルミホイルを加熱したことで電子レンジに悪影響を及ぼし故障してしまうこともよくあるのでよく確認してから入れるようにしましょう。
倉敷市児島のすがの電器
第二種電気工事士・営業担当 栗坂 修平
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